おはようございます。
こんにちは。
こんばんわ。
NAKANO AI です。
令和7年3月29日(土)に、むす美プロジェクト様向けに「生成AI入門」セミナーを開催しました。本セミナーでは、生成AIの基本から具体的な活用方法、注意点まで、幅広い内容をご紹介しました。
セミナー内容はこちら!
1 生成AIとは
2 Googleアカウントの取得方法
3 Geminiでの実践
4 生成AIの注意点
5 質疑
といった構成でお話ししてきました。
今回は、Geminiを使いながら、文章生成や画像生成など様々な実践例を紹介しました。
1 生成AIとは
最近話題の生成AI。文章や画像を作り出す技術ですが、実際にどのように動作しているのか気になったことはありませんか?
今回は、「生成AIの裏側」を簡単にご紹介します!
生成AIはどうやって文章を作るのか?
生成AIは、大量の文章データを学習し、次に来る単語を予測することで文章を作成します。
たとえば、「むかし、むかし」という言葉を入力すると、以下のようにその後に続く可能性の高い単語を統計的に予測し、文章を組み立てます。
【予測例】
「あるところに」 → 60%
「のお話」 → 10%
「ある国では」 → 30%
この場合、AIは確率的に一番高い単語である「あるところに」を選び自然な文章を作り上げていくのです。
2 Googleアカウントの取得方法
AIツールを利用するための必須アイテムとして、Googleアカウントの取得方法をステップごとに説明しようと準備してきましたが、受講生の皆さんはすでに取得済みであり、説明は不要でした… (;^ω^)
3 Geminiの実践
Geminiの基本的な使い方から、なりきりプロンプトや相談相手としての活用事例、画像生成まで、様々な実践例を紹介しました。
生成AIを使う際に、特に重要な要素の一つでるプロンプトのコツを中心に説明してきました。
【プロンプトのコツ】
・最初に役割を与えること「あなたは、○○です」
生成AIは膨大なデータから確率的に高いものを生成する特徴があるため、ある程度最初に役割を与えてあげることで、膨大なデータからなるべく不要なデータを取り除くことでより求めているものに近づきます。
例:「あなたは、人気の占い師です。」、「あなたは、プロ野球の監督です」など
・なるべく具体的に伝えること
単純に「カレーのレシピを教えて」と質問すると、確率的に高い豚肉を使ったレシピが紹介されると思います。しかし、自分はチキンカレーのレシピが知りたかった場合は、しっかりと「鶏肉を使ったカレー」や「チキンカレー」といったワードを入れるとよいでしょう。
・自分に気づかない視点を教えてもらう
生成AIに質問する際に、最後に「回答を作る際に、不足する情報があれば教えて」と一文入れることで、生成AI側が質問者が求めている答えに近づけようと逆質問してくれます。その質問に答えることでより自分が求めている回答に近づくでしょう。
4 生成AIの注意点
生成AIを利用する上での注意点として、情報の正確性の確認、著作権への配慮、個人情報・機密情報の入力回避、AIへの依存防止、倫理的な視点の重要性について解説しました。
最後に
これからも生成AIを勉強したい方の役に立てるように日々知識をアップデートしていきますので、セミナー講師などのご要望があればご連絡ください。
お問い合わせはこちら:ainiigata.ain@gmail.com
では、さようなら~